地方部会の構成と運営組織

平成27年10月現在、正会員数は929名、準会員は10名で、このうち開業医は449名、勤務医は480名で、専門医の数は777名です。大阪府下の医育機関として、医学部が5、歯科大学が1、大学の分院が3箇所あります。勤務病院として、研修認可施設となっていますのは45箇所、それ以外の病院が43箇所です。

本地方部会の特色は、日本で唯一の法人組織である大阪府耳鼻咽喉科医会との協調であり、業務内容に応じた役割分担をおこなっている点にあります。これによって、マンパワーの適材適所な配分、地方部会の経費の節減なども極めて順調に行われてきました。医療と医学における業務を、二つの組織においてうまく分担しているといえます。今後の課題としては、会員への生涯教育の益々の推進、変貌する保険医療にどう対応していくか、などの点において、全国的なレベルでの対応と地域の特色を生かした対応とを考えていかねばなりません。

役員構成

役員の構成は、会長1名、副会長1名、日耳鼻代議員25名、日耳鼻参与21名です。副会長は、会長により指名されます。上記以外に、運営委員若干名、監事2名、幹事2名を、地方部会独自に選任しています。

地方部会役員会は、年4回開催される学術講演会終了後に開催されます。その内容は、保険医療、学校保健、医事問題、広報、救急問題、専門医制度、地域医療などの各委員会の報告、日耳鼻学会よりの連絡事項を中心として協議されます。総会は年1回、毎年6月に開催され、会計報告および役員の選挙が行われます。

地方部会役員役割分担

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